LADY KUHIO
By DAIHACHI YOSHIDA RIE MIYAZAWA IWAI HIDETO CHIAKI KWAMO SHINGO MIZUSAWA

ク ヒ オ 大 佐 の 妻

2017 5.19(fri) - 6.11(sun) 東京芸術劇場シアターウエスト

作・演出:吉田大八 出演:宮沢りえ 岩井秀人 川面千晶 水澤紳吾

INTRODUCTION

果 果 た た し し て て 嘘 嘘 か か 、 、
狂 狂 気 気 の の 沙 沙 汰 汰 か か

初めての時は無理矢理、それからつきあって、ちょっと歯向かったら半殺しにされて、その後またすごく優しかったけど最近はなんとなく冷たい、その男。男は空を飛ぶ。世界平和とか帝国の覇権とかのため?嘘ばっかり。それでも女は待つ。待ち続ける。憎くてたまらないのに忘れられないから。体の中に巣食った真空がどんどん大きくなるから。

『クヒオ大佐』とは、1970年代から90年代にかけて、アメリカ空軍のパイロットと称して女性たちを騙し続けた伝説の結婚詐欺師。カメハメハ大王とエリザベス女王を親戚に持つ「ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐」を名乗った、実在する日本人である。

INFORMATION

[公演日]2017年5月19日(金)~6月11日(日) [チケット]2017年3月25日(土)前売開始 <全席指定>前売:7,600円 当日:8,000円 

<タイムテーブル>
タイムテーブル図表
東京芸術劇場シアターウエスト 〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1 03-5391-2111(代) JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。駅地下通路2b出口直結。
アクセス
<託児サービスのご案内>
東京芸術劇場託児施設「だっこルーム」 03-3981-7003(要事前予約・有料)

TICKET

PROFILE

作・演出

吉田大八

1963年10月2日生まれ、鹿児島県出身。早稲田大学第一文学部を卒業。CM制作会社でディレクターとして活躍。07年、カンヌ国際映画祭批評家週間正式招待作品「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」で映画監督デビュー。その後「クヒオ大佐」(09)や「パーマネント野ばら」(10)を監督。4作目「桐島、部活やめるってよ」(12)で第36回日本アカデミー賞最優秀監督賞をはじめ数多くの賞を受賞。14年、宮沢りえを主演に迎えた「紙の月」を監督した。公開待機作に、2017年5月「美しい星」、2018年「羊の木」がある。本谷有希子の小説『ぬるい毒』舞台化に続き、今作『クヒオ大佐の妻』が2回目の舞台作品となる。

出演

宮沢りえ

1973年4月6日生まれ、東京都出身。11歳でモデルデビュー。89年初主演映画「ぼくらの七日間戦争」で日本アカデミー賞新人賞を受賞。01年には香港映画「華の愛~遊園驚夢~」でモスクワ国際映画祭主演女優賞受賞、03年「たそがれ清兵衛」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞、04年「父と暮せば」でブルーリボン賞主演女優賞受賞。7年ぶりの映画主演作となった「紙の月」(14)では東京国際映画祭最優秀女優賞ほか多数の賞を受賞している。また、映画「湯を沸かすほどの熱い愛」において第41回報知映画賞で史上初の3度目となる主演女優賞を受賞。映画だけでなく、舞台やテレビドラマ、CM等多方面で活躍している。近年の舞台出演作として『足跡姫 ~時代錯誤冬幽霊~』(17)、『ビニールの城』、『コペンハーゲン』、『元禄港歌-千年の恋の森-』(16) 、『海辺のカフカ』(15)など。

岩井秀人

1974年6月25日生まれ、東京都出身。劇作家・演出家・俳優・小説家として他方面で才能を発揮。2003年劇団ハイバイを結成、07年より青年団演出部に所属。東京であり東京でない小金井の持つ「大衆の流行やムーブメントを憧れつつ引いて眺める目線」を武器に、家族、引きこもり、集団と個人、個人の自意識の渦、等々についての描写を続けている。15年に『ヒッキー・ソトニデテミターノ』が韓国で翻訳上演され国内外からも注目されている。12年NHKBSプレミアムドラマ「生むと生まれるそれからのこと」で第30回向田邦子賞、13年『ある女』で第57回岸田國士戯曲賞を受賞。映画「桐島、部活やめるってよ」(12)、「ゴッドタン キス我慢THE MOVIE」(13)、「永い言い訳」(16)など俳優としても多数出演している。

川面千晶

1988年12月15日生まれ、兵庫県出身。大阪芸術大学舞台芸術学科に進学後、2011年に上京し、岩井秀人主宰ハイバイの劇団員となる。ハイバイ公演の他、PARCOプロデュース『転校生』(15)、てがみ座『地を渡る舟-1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-』(15)、映画「白ゆき姫殺人事件」(14)、「幕が上がる」、「予告犯」(15)、「残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-」(16)、CM「ミニストップ 自分にMINIごほうび劇場 たらい女子」、「静岡新聞SBS 超ドS静岡兄弟篇」、「明治ミルクチョコレート おれ、ゴリラ。シリーズ」や、ドラマ等に出演。

水澤紳吾

1976年9月2日生まれ、宮城県出身。2004年に俳優デビュー。09年、入江悠監督の「SR サイタマノラッパー」シリーズ(09~12)で注目を浴び、2013年に初主演を果たした「ぼっちゃん」では、第23回日本映画プロフェッショナル大賞新進男優賞を受賞した。他の主な映画出演作として映画「EDEN」(12)、「モンゴル野球青春記 バクシャー」(13)、「まほろ駅前狂騒曲」、「鬼灯さん家のアネキ」(14)「龍三と七人の子分たち」(15)など。「川下さんは何度もやってくる」(14)では再び主演を務めるなど活躍。近作に映画「怒り」、「闇金ウシジマくん Part3」(16)など。吉田大八監督の18年公開作品「羊の木」にも出演している。

STAFF

美術:伊藤雅子 照明:佐藤啓 音響:加藤温 衣裳:髙木阿友子 ヘアメイク:二宮ミハル 演出助手:草光純太 舞台監督:南部丈 
宣伝美術:加藤秀幸(グラインドハウス) 宣伝写真:オノツトム(tass) 宣伝衣裳:小山田孝司(The VOICE)
宣伝ヘアメイク:佐々木貞江 公式サイト制作:アクトゼロ
宣伝:ディップス・プラネット/浅生博一 票券:脇本好美 制作助手:市瀬玉子 制作:寺本真美
主催:ヴィレッヂ/WOWOW 制作協力:サンライズプロモーション東京 企画・製作:ヴィレッヂ

【お問い合わせ】

サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10:00~18:00)